DIRECTORY 声優名鑑
田所 あずさ (たどころ あずさ)
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- 所属
- ホリプロインターナショナル
- 誕生日
- 11月10日
- 出身地
- 茨城県
- 血液型
- AB型
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- 趣味・特技・資格
- 裁縫、ものまね、テニス
- 主な出演作
- TV『神達に拾われた男 2』リョウマ、『半妖の夜叉姫』もろは、『BanG Dream!』瀬田薫、『アークナイツ【黎明前奏/PRELUDE TO DAWN】』テキサス、『ウマ娘 プリティーダービー』シンボリルドルフ、ゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ!』最上静香
MAGAZINE
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田所 あずさ インタビュー
Ivory複雑な心の内毒っ気もポップに表現――本作は前作『Waver』の音楽性を源流としつつも、さらにポップに昇華された印象があります。 昨年行ったワンマンライブを経て、もう少し緩急をつけられるような曲が欲しいなと思ったんです。それで『Waver』以降の曲の方向性で、もう少し、ポップ寄りの楽曲を作ってみたいなって。また、『Waver』は自分の心の内を表現するシリアスめなアルバムだったこともあり、それとは違った質感の曲も増やしたいなと思っていました。――歌の表現の幅もグッと広がっているように感じています。 今回はブルーノートやレイドバックなどの歌唱方法を取り入れているんです。歌い方を研究することでより歌が好きになりました。――バンマスも務めるサウンド・プロデューサー、神田ジョンさん、作詞を担当されている大木貢祐さんの存在も大きかったのではないでしょうか? そうですね。制作に入る前にお二人に集まってもらったんです。私が日々思っていることなどをお話しして、それをお二人にまとめていただきました。――リード曲「アイボリー」には、カントリーのエッセンスも含まれているんですね。 ブルーグラスと呼ばれるカントリー・ミュージックのリズムが使われていて、心躍るような、新しい質感の曲になっていると思います。カントリーにより過ぎない絶妙な塩梅もすごく気に入っていて。また、大木さんの豊かな表現の歌詞が載ることによって、最近の私の方向性になっているように思います。――タイトルにはどういう意味が込められているのでしょうか?「アイボリー」は牙を表しているんです。牙って白だけじゃなく、微妙な色合いがとても魅力的で。それと猫の牙は一見かわいく見えますが、実は鋭くて、そのギャップが面白いなと思っているんです。表に見えている部分だけがすべてではないなって。また、Netflixで配信されている星野源さんとオードリーの若林正恭さんの番組からインスピレーションを受けた部分もあります。おこがましいのですが、お二人のお話に共感するところがありました。星野さんが「レッテルを作られた瞬間に壊したいと思ってしまう」と言っていたのが印象的で。私自身も「あなたはこうだよね」と一言で片づけられたくないですし、人のことを簡単に判断しない人間でありたいなと。――表面的なところだけではなく本質を大切にしたいということですね。MVでもそうした部分が反映されているんでしょうか?「箱庭の幸福」でお世話になった監督に再びお願いして作っていただきました。制作は監督の感性に頼らせていただいた部分も大きくて。レッテルみたいなもので膨らんだ風船を私が象牙で割るというストーリーが展開されます。…続きは声優グランプリ8月号で!
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田所 あずさ インタビュー
箱庭の幸福作品を受けて伝えたかった「幸せとは?」というテーマ――昨年1月に、自身初のセルフプロデュースアルバム『Waver』を発売されました。周りからの反響はいかがでした? ファンの方からはもちろん、クリエイターや音楽関係の方々からも「聴いたよ」とか、「いいアルバムだね」というようなお言葉をいただいて、とてもうれしかったです。作っていない頃の自分には絶対に戻れないなと思えるくらい、私の中では大きな作品になりました。ここ1~2年は、本当にいろいろなことを考えさせられたんです。特に楽曲制作面では、頭の中を整理して、それを言葉にするという作業をずっとやってきたので、アーティストとして成長することができたんじゃないかなと思います。――そんなアルバムのリリースを経て今回制作された「箱庭の幸福」は、ご自身初のデジタルシングルですね。 最近はサブスクリプションなどデジタルで音楽を聴く流れがメインになっているので、それを意識した形でリリースされることになりました。また、「海外の方にも聴いていただきやすいように」という意図もあります。CDの形だと、どうしても手に入れるためのハードルが高くなってしまうので、この形にすることで、より多くの方に楽しんでいただきたいという気持ちがあったんです。…続きは声優グランプリ2月号で!
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田所 あずさ インタビュー
ころあずのヤサシイセカイ主人公の人生や思いをくみ取り作り上げた表題曲――11枚目のシングル『ヤサシイセカイ』がいよいよリリースされますが、まずは制作が決まったときのお気持ちから聞かせてください。 『神達に拾われた男』のオーディションを受けて、主人公・リョウマ役で合格したことが始まりでした。受かったと聞いてすごくうれしかったんですけど、それからしばらくして、主題歌も担当させてもらえるとお話をいただき……すごく光栄でした。と同時に、作品を背負うという意味で責任も感じました。――オープニングテーマとなると、作品の世界を決める楽曲にもなりますもんね。 はい。だからというわけではないですが、今回は曲も私自身で決めさせてもらったんです。「リョウマくんが報われるような曲にしたい」という想いや、「こういうシーンで流れるような曲であってほしい」といった部分を原作から何カ所か抜き出してまとめて、コンペで募集させてもらいました。そうしたら、40曲くらいいただけたんですよ。――その中から選ばれた1曲。決め手は何だったんですか? 特に好きな原作のシーンを読みながら聴いてみたところ、この作品を表すメロディとして、この曲がいちばん合っているなと感じたんです。イントロから美しくて、だけどはかなくて切なくて、温かくもある。そんなメロディに出合えたなと。ただ、バラードっぽい曲調なので「オープニングっぽくないかもしれない……」と思いアニメの制作スタッフさんたちにも確認を取ったのですが、GOサインをいただけたので、正式にこの曲になりました。――先ほど「温かい」とおっしゃっていましたが、歌声自体もとても温かく、包み込まれるようでした。 私もそういうところを意識してレコーディングをしました。やっぱり、主人公のリョウマをやらせていただくことが私にとって大きかったので、リョウマくんが報われるような曲になったらいいなと愛情を込めて歌っています。――ではレコーディングするにあたり、難しかったところはありますか? 全体的に優しさや温かさを込めた曲なので、サビの歌い出しの高音部分は、盛り上げつつも「まるい音」になるように歌ったんです。――声を張るんだけど、張りすぎない、というか。 その塩梅はかなり意識しましたし、けっこう難しかったですね。たしかに盛り上げる部分ではあるんだけれど、そこでもちゃんと優しさを感じてもらえるように。…続きは声優グランプリ12月号で!
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