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内田 真礼 (うちだ まあや)
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- 所属
- アイムエンタープライズ
- 誕生日
- 12月27日
- 出身地
- 東京都
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- 趣味・特技・資格
- 主な出演作
- TV『うる星やつら(第2作)』三宅しのぶ、『チェンソーマン』天使の悪魔、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』カタリナ・クラエス、『MIX』立花音美、映画『トップガン マーヴェリック』フェニックス、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ツィレヤ、『ブラックアダム』サイクロン
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内田 真礼 インタビュー
SUMMER OF LOVE今振り返ると、我ながら神がかったライブでした――約8年ぶりの〝野音〟でのワンマンライブになります。前回(『+INTERSECT♡SUMMER+』)は初の野外ライブでしたが、特に印象に残っていることはありますか? 今回と同じ7月に開催したライブで、カラッとした夏空なら良かったのですが、当日は雨が降ってしまったんです。本当にライブをするのかどうか審議しつつリハーサルをしたので、チームの空気もピリッとしていて、お客さんも不安そうにしているのが見えたりして。そんな、ライブ前の出来事からよく覚えています。ライブ自体は、ちょうど開演前に雨がやんだので始められたんですけど、それも天に思いが通じた感じがしていて……。――すごいですよね。そこから内田真礼=晴れ女と言われ始めたのでは? そうだと思います(笑)。開演前は不安な気持ちでいっぱいでしたけど、今振り返ると、ライブ直前に雨がやむなんて、めちゃくちゃいい展開じゃないですか。その日のセットリストには、RCサクセションさんの「雨あがりの夜空に」を入れていて、雨だった昼から晴れた夜空のなかアンコールでその曲を歌うまでの流れが見事で、我ながら「神がかったライブってこういうことを言うんだな」と思いました。――普段の屋内でのライブとの違いはどんなところに感じましたか? やっぱり開放感が段違いです! だからこその難しさもあるんですけど……。演出でいうと、ライブが始まって1時間くらいはまだ明るい時間帯で、照明を使えなくて。なので、いつもとは違う見せ方を考えないといけない。どうやったら楽しんでもらえるか、という視点は毎回大切にしているのですが、その楽しさのための工夫をすごく考えたライブでした。撮り下ろした映像を使ってみたり、カバー曲をやってみたり。よりコンセプチュアルに、〝野音だからこそのライブ〟というのを意識しましたね。――日の入りに向かうなかでのライブとなると、陽の落ち具合に合わせた選曲にもなりそうです。 そうですね。何時に日の入りっていうのは進行表とかにも書いてあって、「じゃあこのくらいの時間にはこの曲をやろう」っていうのは自分たちで考えました。明るい時間は、テンポの速い、走る曲にしたいね、とか、カバーした「夏祭り」(Jitteri'n Jinn)は、日が沈んでから明るいライトの中で歌うのが祭りらしくていいのかな、とか。――そう考えると、いつも以上に押せないライブになりますね。 こちらでコントロールできない演出みたいなものなので、本当にそうですね。――ステージからの景色もかなり印象が変わりそうです。会場の外まで音を届けるような意識なのでしょうか? 天候面で本当にできるのかな?という部分もあり、外を気にするほどの余裕はなかったですね。野音の一つ前が国立代々木競技場の第一体育館で、大きなハコでライブをすることの楽しさを覚えた時期でした。たくさんの人が見てくれていると、自分の持っている力以上のものを出せるんだと実感した頃でもあります。なので当時は、たくさんの人に聴いてもらえるならよりいいものが出せるかも!と思った記憶はあって。意外と自信満々にできましたね。…続きは声優グランプリ6月号で!
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内田 真礼 インタビュー
パラレルなハートキャラソンではなく内田真礼で歌うことを意識――4thアルバム『TOKYO ‒ BYAKUYA』発売記念のフリーライブはいかがでしたか? 最初の福岡はフリーライブらしい穏やかさがありましたが、その後の横浜と大阪は想定以上の方が集まってくださり、まるでワンマンライブのようでした!(笑) 6曲歌ったのですが、そのうち1曲がメドレーで。当初スタッフさんは、3曲くらいかな?と話していましたが、「やるんだったらみんなに楽しんでもらいたい!」と思い、もっと歌ってみたい!と自分から提案もしました。大阪ではライブ中に泣いちゃったりもしたんです(笑)。いつものライブ会場で見ているものに近い景色で、こんなに感情が動くんだ!と思いました。――さて、まだ10周年記念アルバム『TOKYO ‒ BYAKUYA』を楽しんでいる方も多いと思いますが、早くもニューシングルがリリースされます。TVアニメ『恋は双子で割り切れない』のOPテーマとなっていますが、こちらにはヒロインで双子の妹・神宮寺那織役で出演もされています。 この作品は、双子との三角関係を描いているのですが、まぁまぁツラいんです。主人公の白崎純くん(CV・坂田将吾)が悪者みたく見えてしまうのは三角関係の常で仕方がないかもしれませんが、どっちにするの?という要素がぎゅぎゅっと詰まっているんです。三人は幼なじみで親同士も仲が良くて、双子は二人とも魅力的で……すごく微妙な関係性なんですよね。――かなり、ハラハラドキドキしながら観ることになりそうです。 演じ方もリアルな要素を取り入れているので、二人の気持ちが伝わりすぎて心がギュッとなるし、どちらも応援したくなって、選べないと思います(笑)。――姉の神宮寺琉実(CV・後本萌葉)がスポーティーな子で、那織はオタクなんですよね? 原作の髙村資本先生の知識量が半端じゃなく、那織のセリフ一つひとつがオマージュになっていて、音響監督の納谷僚介さんからは「調べてきてる?」と言われながらやっていました(笑)。純や那織はアニメや映画に詳しいので、そういう方は観ていて楽しいと思います。…続きは声優グランプリ8月号で!
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内田 真礼 インタビュー
TOKYO-BYAKUYA歌い方にも変化が生まれた聴き心地がいいアルバム――10周年を記念したアルバムということで、冨田明宏プロデューサーとはどんな話をしたのですか? 去年の4月くらいにアルバムを作ることが決まり、テーマを考えていた時に、パッと東京というテーマが浮かんだんです。ずっと東京にいる私。ここで生まれ育って、今も生活してるということを表現したら面白いかもしれないと思って。直近2作のシングルに収録されているカップリング曲「アーバンハイウェイ」や「パパルラ」から、東京を描いてきていたんです。なので、1年かけてこのアルバムにたどり着いたイメージですね。――なぜ東京だったんでしょう? たしかライブイベントの打ち上げで、次にライブでやりたいテーマを話していたんですけど、その時に東京の高速道路が浮かんだんですよね。東京の環状線ってぐるぐる回っているじゃないですか。私の気持ちもぐるぐると同じところを回って上へと高まっていくときもあれば、少し外れて落ち込んだり、落ち着いたりすることもある。ファンのみんなも、ずっと一緒に走ってくれる人もいれば、出たり入ったり。一度離れたけどまた戻ってきたよ!って人もいて。それって何だか人生に近いよねっていう話をしたんです。今回の曲の中には、私の過去を描いたものもあるし、今のものもあるから、生きてきたすべてをギュッとして、一枚のアルバムにできるんじゃないかって。――東京というと“憧れ”みたいなイメージもありますけど、内田さんの場合は地元ですもんね。 東京でも、私って下町のほうで生まれているから、見えている景色がまた違うんですよ。華やかというより、私の東京のイメージは砂ぼこりがしっくりくるんです(笑)。それは「透明な合図」で表現しているんですけど、渋谷や新宿、丸の内辺りって、きれいで新しいものが多いけど、それだけではない、汚れた感じとかも内包しているのが東京だと思ったんですよね。あと、東京にずっと住んでいるから憧れはないんだけど、みんなが地元に帰るときと同じで安心するんです。特に好きなのが、海外から帰って成田空港から自宅に戻るときに千葉方面から渡る、レインボーブリッジ。そこから見るギラギラした東京の景色がすごく好きで! 海外だったり日本でもほとんどの街の夜は暗いけど、東京は眠らない街で深夜まで明るくて。きっと人によってはうるさい景色なんですけど、それに安心感を覚える自分がいる。そういう東京の見え方をアルバムで表現できたらと思いました。…続きは声優グランプリ6月号で!
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